脳梗塞データベース | 脳梗塞の前兆・後遺症・原因・予防

脳梗塞に関する情報を収集し、発症する予兆や原因などを掲載。脳梗塞は誰にでも起こりうる病気です。手足の痺れ・めまい・ろれつが回らないなどの症状が気になる方は一度ご覧ください。

血栓溶解療法(t-PA療法・局所線溶療法)

   

血栓溶解療法とは、血管を詰まらせる原因となっている血の塊つまり血栓を溶かすことによって、血流を取り戻しひいては脳の働きを取り戻す療法の事です。

脳梗塞は、脳内において血の塊などのために血管を詰まらせてしまい、血の巡りが悪くなり酸素や栄養が運べなくなったり、傷ついてしまうことによって脳の神経細胞がダメージを受けて壊死していく病気ですが、この血栓溶解療法によって脳が壊死してしまう前に血栓を溶かして、血流を回復させ脳梗塞の症状を軽度化、回復させるものです。

この血栓溶解療法は組織プラスミノーゲン・アクチベータと
呼ばれる薬剤を点滴によって静脈から投薬します。

この方法は血栓のある病巣に近い部分に投薬することによって
局所的に投薬することができることから「局所線療法」とも
呼ばれ、効果の高い治療法ではありますが、脳の出血を伴う恐
れがあることから、脳梗塞発症から3時間以上経過している場合
や、加齢などによって血管が柔軟性を失い傷ついている場合、
また梗塞発症の病巣が大きく壊死しているなど症状の重い状態
の場合はこの療法が適応できない場合があります。

また、この治療に取り掛かる時間が限られている血栓溶解療法
は前述の通り、脳梗塞発症から3時間以上経過していると適応
出来なくなり、非常に時間が限られています。
脳梗塞の発症から3時間以内に治療を開始しなければならない
いうことは、検査時間等を含めると残された猶予時間は2時間程
度しかありません。

つまり、如何に早く医療機関に到着し、如何に早く治療を開始
するかが非常に大切なのです。
(血栓溶解療法を施せる医療機関にも限りがある)

血栓溶解療法において投与される薬剤である組織プラスミノー
ゲン・アクチベータはプラスミノーゲンを活性化させることに
よってフィブリンを分解し、血栓を溶解する効果のある薬剤で
tissue Plasminogen Activatorの頭文字をとってt-PAとも呼ば
れ血栓溶解療法もt-PA療法と呼びます。
(※フィブリン=繊維素・・・血液凝固に関わる蛋白質)

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